成り立ち

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縄文時代~古墳時代

国立市では、縄文時代の土器が出土したり、古墳時代の遺跡が発見されたりして古くから人間がこの地で生活していた痕跡が残っています。縄文時代は今から約16,500年前から約3,000年前までの時代、また古墳時代は約1,750年前から約1,300年前の時代のことを指します。昔というより、未知の領域ですね。そんな昔のことですからまだまだ分かっていないこともたくさんあります。ただ、きっとこの遺跡群とともに残る自然は、大昔から変わっていないのです。この地域が平和に今まで過ごしてきたことを物語っているのでしょう。そんな自然も併せて全てが国立市の大切な遺産です。

1923(大正12)年 関東大震災がおこる

1924(大正13)年 箱根土地(株)による100万坪開発がはじまる

1926(昭和元)年 国立駅開業

JR国立駅はこの年の4月1日から開業しました。東京都の交通の大動脈ともいえるJR中央線が通るこの駅は、赤い三角屋根と駅前の大通りの桜並木との相性が抜群で、たくさんの人々から高い人気を得ていました。高架線化に伴う改良工事のため、取り壊されてしまい、赤い三角屋根の駅舎は見ることができませんが、現在でも旧駅舎の復活を望む多くの人の声が上がっています。
2015年にはショッピングモールnonowaが開業し、今まで以上に活気のある住みやすい街へのプロジェクトが始まっています。

1927(昭和2)年 東京商科大学(現一橋大学)専科移転

一橋大学の前身となる東京商科大学はもともと神田の一ツ橋という場所にありました。これが現在の一橋大学の名称の由来となっています。1923年の関東大震災で甚大な被害を受け、予科仮校舎が石神井に建てられますが、そのころ、郊外に学園都市を作るべきという意見が高まります。そこで当時の北多摩群谷保村(現在の国立市)に新校舎を建設することになりました。
1927年に兼松株式会社から寄贈された兼松講堂は、国の登録有形文化財に指定されています。ロマネスク様式のこの講堂は正門を入ってすぐ、ちょうど一橋大学の敷地の真ん中に建っています。威厳のあるその佇まいは見る人を圧倒します。

1928(昭和3)年 滝乃川学園が豊島区より移転

1930(昭和5)年 東京商科大学(現一橋大学)本科移転

1934(昭和9)年 国立町会、谷保村青年団が大学通りに桜を植樹

昭和8年の皇太子生誕を記念して、国立町会が桜の植樹を決定します。今国立市のシンボルとなっている見事な桜並木は、平成の天皇の誕生を祝って植えられたものだと知ると、大変にありがたい気持ちになります。

この桜たち、樹齢70年を超えるものも多く徐々に弱った木が見受けられるようになりました。しかしそんな桜を守るべく、「くにたち桜守」と呼ばれる国立の桜をこよなく愛し、一生懸命に守ってくれる人たちが居ます。
桜を植えた人々の思い、桜を守り続ける人の思い、様々な人の思いが国立の桜の1本1本をより美しくしています。ぜひ国立の桜をご覧になる際はそういった背景も心のどこかにとどめておいていただければ幸いです。

1945(昭和20)年 第二次世界大戦終結

1951(昭和26)年 谷保村が国立町になる

1952(昭和27)年 国立町が文教地区指定に

文教地区指定。国立の紹介を見ると必ずこの言葉が入っています。文教地区とは、教育施設が多く集まっている地区のことを指すときに用いられます。そして、なおかつ都市計画法という法律の定めるルールを守っていないと日本では文教地区に指定されないのです。国立市では国立駅を中心とした町内半径1.3キロメートルの範囲が文教地区に指定されています。

この文教地区指定が決定するまでに数々の論争が巻き起こったそう。安心して学べるということが、どれだけ大切なことかを考えさせられます。

1967(昭和42)年 国立町、国立市となる

2000(平成13)年 国立市平和都市宣言

世界では、いまだに戦争が絶えず、核兵器使用の脅威はいぜんとして消えていません。
私たちは、世界で最初の核被爆国の市民として、世界の平和の実現のために努力していく責任があります。
この世に、「正しい戦争」などというものはありません。
地球上に、もうこれ以上の血を流してはなりません。
私たちは、あらためてこれまでの戦争と暴力のなかにたおれた多くのひとびとの悲しみと苦しみを思い、自由で平和な世界の実現のために力をつくします。
新しい千年紀にあたり、私たち国立市民は、平和への強い意思を世界中のひとたちに高らかに宣言します。

以上は国立市の平和都市宣言の全文です。
世界中で望んでもいない争いごとに巻き込まれて命を落とす人たちがたくさんいます。戦争に限らず、私たちの日常の中にもある小さな争いの種は時に人を傷つけることがあります。本当は誰も傷つかずに済むことがあります。私たちは急に世界中の戦争をなくすことはできないかもしれませんが、身近にいる人たちに思いやりを持って過ごすことが平和への第一歩なのではないでしょうか。

2006(平成18)年 府中用水が全国疎水百選(そすいひゃくせん)に選ばれる

農林水産省が「日本の農業を支えてきた代表的な用水」として谷保に流れる府中用水を選びました。「百選」ですが、全国で110か所あります。東京都では唯一、府中用水が選ばれています。多摩川から水をとる府中用水は鯉やフナ、ザリガニなどの生き物が棲んでいます。昔は子供が田んぼで遊ぶ姿がよく見られたそうで、時代とともに変化する自然とのかかわり方に切なさを感じることもあります。ですが、これからもずっとこの府中用水とその周囲の豊かな自然を大切にして、未来に生きる人々に東京の美しい自然を残していきたいと思います。

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