大学通り

東京都国立市は1952年、東京都で初めて「文教地区」の指定を受けました。国立の象徴ともいえる自然が多く、閑静な様子は文教地区指定によって構築されたものといっても過言ではないでしょう。
さて、文教地区国立のメイン通り。国立駅から真っすぐ南に伸びる大きな道が「大学通り」です。

平成27年度国立市くにたちベンチ事業という、大学通りに新しいベンチを設置する取り組みが行われました。その際寄贈されたベンチには寄贈者からのメッセージが入ったプレートが取り付けられています。
このメッセージ、普段何気なく歩いているだけでは目に留まりにくいのですが、見つけてみてください。優しいメッセージに癒されるはず。

1年を通して様々な表情で私たちをもてなしてくれるのがこの大学通り。
春は、言わずもがな桜が有名です。大学通りにはソメイヨシノをはじめ、多くの種類の桜が植えられています。約200本の桜があるということですが、その中でシダレザクラなど大学通り沿いには1本しかない種類もあるそう(2012年時点)。探してみたくなりますよね。

夏は新緑が鮮やかに太陽を浴びる姿がとても清々しく、木陰で一休みするのが気持ちいい季節です。
秋は春に魅せた華やかな桜のドレスから一変。エレガントなイチョウの黄色で辺り一面が覆い尽くされます。
辺りの木々が冬支度を終えると、クリスマスのイルミネーションが木々に色を添えます。国立駅から大学通りに続く道沿いのイチョウの木10本が約9万個のLED電球をまとい、通る人々を楽しませてくれます。

基本情報

店舗所在地
東京都国立市東2丁目