吉村店長の「今月のいちおし本」
全国的にも珍しく、雑誌よりも単行本の売上割合が高いという「増田書店」。「この本、どこにありますか」というお客さんの質問に、ほとんど即答する名物店長・吉村さんの「独断と好みで選ぶ」活字大好きコーナー。

今月のいちおし本 (2011年3月) 2011年3月23日
『鯨人』(くじらびと)
石川梵(いしかわ・ぼん)著/集英社新書/819円(税込)(ノンフィクション)
インドネシアの小さな島に、大海原からやってくる巨大な鯨を、銛(もり)一本で仕留める男たちが暮らしている。出漁前に…

今月のいちおし本 (2011年2月) 2011年1月26日
『レッド・ドラゴン侵攻!』(上・下)今の時代にフィットしているA級エンタテイメント。中国がこの先帝国として君臨していくのか、誰しも興味がある題材だからねえ。作者はアメリカ人だけれど、勇敢な中国人将校が心を鎮める瞑想シーンがあったり、異文化や人をちゃんと描いている。単なる敵味方ものではまったくないです。中国の歴史って100年、150年で体制が変わっていくから、この時代はどこで臨界点に達するのかなあ…、なんて考えながら読むと面白い。知識をもっていればもっているほど、楽しめる小説




