BAMBOO  HOUSE バンブーハウス 国立

バンブーハウス 国立はJR中央線国立駅南口から徒歩3~4分、富士見通り沿いにあります。2020年の開店以来、根強いファンに支えられている婦人用品店です。

その秘密は、「こういうものがほしかった」に応えてくれる商品たちの魅力にあります。富士見通りから見えるディスプレイに心動かされてしまうこともありますよ。

 

「着やすさ、肌心地のよさ、お手入れ・扱いの簡単なことが特徴です」と、広報担当の小山内千晴さんはきっぱり。

「日本の夏の蒸し暑さは、ますますひどくなる一方で、その期間も長くなっているので、肌触りのよい綿や麻を身にまとって、サラリと爽やかに過ごしていただきたいですね。日除けをかねて長袖が主体なので、3シーズンあるいは年間を通してお召しいただけます。お家でお洗濯できて、すぐに乾いてアイロン不要と、お手入れも簡単です」

 

デザインの基本はエスニックカジュアル。

現在14店舗を展開しているバンブーハウスが1989年に1号店を世田谷区駒沢にオープンして以来、変わらないコンセプトです。

社名MAMA FACTORYに込めた願いは、お母さんたちがリラックスして楽しめるファッションを提案し、提供すること。着やすさと肌心地のよさを追求しています。質のよいインド綿や麻、アルパカなどのテキスタイル(素材)を用いることで実現しています。

アルパカは南米ペルーのアンデス高山地帯に生息するラクダ科の動物。体毛からとれる細い繊維は保湿性に優れ、独特な柔らかい風合いが特徴。バンブーハウスではなめらかで上質なベビーアルパカの毛のみを使用しています。

選び抜かれたテキスタイルの色柄の美しさ、手刺繍の技、着やすさを追求したパターンなどなど、思いを込めたひとつひとつのプロセスが、素敵な一着を作り上げています。

接客を通して制作担当に伝えられるお客さまの要望も、反映されているようですよ。

 

「富士見通り沿いをはじめ当店周辺にはクリニックがいくつかあって、通院の方がお通りになります。診察や検査のとき、またコロナ以降ひんぱんに行われるワクチン接種の折りに脱ぎ着が楽な前開きやゆったりめの袖ぐりのトップスがほしい、というお声もいただきますし、通院帰りに立ち寄ってくださる方もいらっしゃいます。かぶりタイプのものでも、背中にゴムギャザーを寄せるなどのひと手間を施すことで、着脱が簡単にできるという工夫を取り入れることもあります。そんな実用性に加えて、やはりおしゃれな要素もほしいですよね。その加減のよさがフィットするとのお言葉を頂戴できて、うれしく思っています」

 

風通しのよいインド綿や麻を使ったシリーズ、とりわけ同色の手刺繍が施された白いチュニックやブラウスは、開業当初から今日にいたるまで大人気の定番商品。

この手刺繍は「ラクノウ刺繍」と呼ばれています。インド北部の都市ラクノウで400年以上受け継がれている伝統的な刺繍です。36もの技法があって、これらを組み合わせて繊細な模様と立体感のある美しいモチーフができあがります。この技法は母から娘、嫁へと今もなお受け継がれているのだそうです。

 

この色鮮やかなジャケット、スカート、パンツはシルクカンタ刺繍によるもの。インドシルクの布をパッチワークした上に、ひと針ひと針刺し子を施したもので、ジャケットはなんとリバーシブルです。インドシルクならではの色合いと風合いが心地よく、手仕事なのですべて一点ものです。

 

お手頃価格のアクセサリーも充実しているので、トータルコーディネイトもできますね。親切な販売員の助言が、おしゃれを完成させてくれて、お手入れ方法も教えてもらえます。

 

ゆったりと配された店内でゆっくりお買い物。母娘で訪れるお客さまも多いのだとか。制作から販売まで、携わるスタッフ全員の思いを乗せて、商品が届けられます。

 

次シーズンの品揃えが、今から楽しみです。

基本情報

店舗所在地
国立市中1-10-8 ノア国立ビル1階
営業時間
10時30分~18時
休業日
定休日なし
年末年始のみ休業
TEL
042-843-0965
ウェブサイト
https://mamafactory.co.jp