矢川上公園の花々(春)

ハクバイ ハクバイ 国立といえば谷保天満宮。天満宮といえば梅。というわけでしょうか、市内のあちこちで梅を見ることができます。もちろん矢川上公園でも見られます。グラウンド方面へ行ってみてください。満開の白梅を楽しめます(3月8日現在)。
コウバイ コウバイ 白梅の横に、並んで咲くのは紅梅。紅白そろうと、とっても見ごたえがあります。青空に紅色が鮮やかに映えます。ちょうど見ごろです(3月8日現在)。
ハナモモ ハナモモ まさに桃色。3センチくらいの八重咲きの花が、枝一杯に咲きます。ちょうど見ごろです(3月19日現在)。桃と言っても実は食べられません。小さすぎるし味もないので、食用には向かないんです。
ユキヤナギ ユキヤナギ 一般的な花期が3月中旬から4月中旬の、バラ科の花です。真っ白いかわいい花が鈴なりに咲き、白い柳のようです。群生しているので見ごたえあり。国立ではちょうど今が見ごろです(3月19日現在)。
ムラサキハナナ ムラサキハナナ 漢字で「紫花菜」と書きます。花の大きさはだいたい2~4センチくらい。花弁は4枚で、くど過ぎない淡い紫が上品さを感じさせます。今がちょうど見ごろです(3月19日現在)。
ウンナンオウバイ ウンナンオウバイ 常緑低木で、一見するとただの太めのツタのように見えます。ところが、花はハッとするほど鮮やかな黄一色。花弁が7枚、雄しべが1本、雌しべが2本のシンプルな形の花です。一般的な花期は3~4月。国立では今がちょうど見ごろです(3月19日現在)。
ボケ ボケ 漢字で書くと「木瓜」。白色と桃色の絵の具をざっくり混ぜたような、マダラ模様をしています。バラ科なので枝にトゲがあり、接触注意。今がちょうど見ごろです(3月19日現在)。
サクラ サクラ 桜もきれいに咲いています。園内には大人でも手を回しきれない、太い幹を持つ桜がたくさん植えられています。
ハナズオウ ハナズオウ 真っ赤な蝶形花を束生させる、落葉小高木です。花が咲くと、たくさんのチョウチョが枝にとまっているように見えます。マメ科の植物なのでさやえんどうのような、さやに入った種をつけます。一般的な花期は4月。国立では今から1週間ほどが見ごろ(4月1日現在)。
カリン カリン 原産地の中国から、弘法大師が持ち帰ったとされるカリン。実は咳止めの薬として有名で、かりん酒やシロップ煮になります。かといって生で食べるのはちょっと無理。硬いし渋いし、とても食用には向かないからです。一般的な花期は4月。国立では今から見ごろです(4月1日現在)。
ツバキ ツバキ 日本産の品種だけでも2,000種類以上はあると言われるツバキ。写真は最もよく見られると思われる種類のツバキです。人目を引く紅色、分厚くくっきりとした形。一般的な花期が秋から春までと、とても長い間私たちの目を楽しませてくれる花です。国立でもまだ見ごろです(4月1日現在)。
シャクナゲ シャクナゲ ツツジ科の常緑低木。原色の赤い花で、花びらは5枚。花びらにはヒラヒラするフリルがついています。髪にさしてフラダンスでも踊れそうな南国植物に見えますが、実は山地や渓流のほとりなどで育つ植物なんだそうです。一般的な花期は3~6月。国立では今が見ごろです(4月1日現在)。
ドウダンツツジ ドウダンツツジ 普通は略して「どうだん」と呼ばれることの多い植物です。小さな壺状の花をつけます。めずらしい形です。花の大きさは1センチくらいと小さめ。形といい大きさといい色といい、非常にかわいらしい花です。秋には見事な紅葉も見せてくれます。一般的な花期は4~5月。国立では今が見ごろです(4月1日現在)。
ヤマブキ ヤマブキ お代官様が好きな山吹色です。はっきりくっきり混ぜものなし!といった見事な一色です。これは一重咲きですが、八重咲きの品種もあり。一般的な花期は4~5月で、国立では今が見ごろです(4月9日現在)。
八重のヤマブキ 八重のヤマブキ こちらは八重咲きの黄色いヤマブキ。武将・太田道灌の、山吹の里伝説に語られる「実のならない八重の山吹」です(撮影は4月21日現在)。
白いヤマブキ 白いヤマブキ こちらは一重咲きの白いヤマブキ(撮影は4月21日現在)。
ジュウニヒトエ ジュウニヒトエ 姿勢よく、キリッと直立する花です。色は淡い紫色。花弁が幾重にもなっているところを、十二単に見立てて名づけられたようです。一般的な花期は4~5月。国立では今が見ごろです(4月9日現在)。
ハナニラ ハナニラ 漢字で花韮と書きます。茎を指でつぶしてにおいを嗅いでみると、たしかにニラです。ただし、味がまずいので食用には向きません。くっきりした星の型の花が、真っ白で可憐。一般的な花期は3~4月で、国立では今が見ごろです(4月9日現在)。
アセビ アセビ 真っ白な鈴のような小さな花が、鈴なりにフサフサしています。馬酔木という別名あり。アセビの葉を馬が食べると、酔っぱらったようになるんだとか。馬だけなく、草食動物はアセビを避けるそうです。一般的な花期は3月~5月。国立では今が見ごろです(4月9日現在)。
ハナミズキ ハナミズキ ミズキ科の植物。開花した姿は、花弁が大きく堂々としています。大正4年(1915年)、東京市からワシントン市へサクラを寄贈しましたが、その返礼として贈られたのがこのハナミズキなんだとか。一般的な花期は4月中旬~5月中旬で、国立では今が見ごろです(4月21日現在)。
シラン シラン 足元に可愛く咲く花です。漢字で書くと紫蘭。その名の通り深い紫色をしています。味わい深い色合いに思わず見入ってしまうほど。一般的な花期は4月下旬~6月上旬まで。国立ではこれからが見ごろです(4月21日現在)。
ダッチアイリス ダッチアイリス 別名オランダアヤメ、またはキュウコンアイリスと呼ばれます。球根で株分けされていくので、花には雄しべや雌しべがありません。花弁は立体的でダイナミック。白、黄色、青、紫と様々な色があります。一般的な花期は4~5月。国立では今が見ごろです(4月21日現在)。
シャガ シャガ アヤメに似た、おもしろい形の花を咲かせます。花弁がギザギザになっているんです。また、別名「胡蝶花」とも言われる通り、カラフルなチョウが羽を広げて休んでいるように見えます。一般的な花期は4~5月。国立では今が見ごろです(4月21日現在)。
ヒラドツツジ ヒラドツツジ 昔から長崎県平戸市で栽培されてきたことからヒラドツツジと呼ばれ、多くの品種があります。街路樹、生垣などでよく目にします。一般的な花期は4~5月。国立では今からが見ごろです(4月21日現在)。
ヒラドツツジ白 ヒラドツツジ(白) こちらは白いヒラドツツジです(撮影は4月28日)。
八重桜 八重桜 分厚く咲く花の形から、一般的には牡丹桜と呼ばれることも多いサクラです。一般的な花期は4月中旬~5月上旬で、国立では今が見ごろ(4月21日現在)。矢川上公園内の北側に見事な桜並木が続いています。
提供: 矢川上公園協力会