2010年9月25日~26日 谷保天満宮の例大祭が開催されました

学業の神 菅原道真を奉る天満宮で、一年に一度の秋の五穀豊穣を願う「例大祭」が開かれました。谷保天満宮は明治十八年に府社に昇格。湯島天神、亀戸天神と共に関東三天神で、そのうち、東日本の中で最古の歴史を持ちます。交通安全祈願発祥の地でもあります。

獅子舞宵宮参り 高張提灯・金棒を先導に、浴衣姿の粋な氏子が、各町内会の提灯を手に参集し、天満宮の本殿の周りを時計回りに3周する特殊神事。

宵の古式獅子舞 25日20時より、本殿向かいの境内に設えられた土俵で、お祓い、土俵を清める男子の棒使いの儀式に続き、平安時代より900年以上伝わる、国立市の指定無形文化財である「古式獅子舞」の舞が17名の笛人・歌人の音色を背に、厳かに行われた。子どもが天狗、三頭の獅子の舞を真剣に眺める姿が見られる中、静かに儀式が進みました (おはらいの後、土を崩してました)

万灯行列 26日正午からは、谷保駅から甲州街道を渡り、天満宮へと2時間にわたり練り歩く「万灯行列」が行われた。通行車両を止め、甲州街道の中央で回される万灯はまた格別で、氏子の力も更に増し、力強く万灯が周り、迫力ある見ごたえのある情景です。

空砲の合図と共に、晴天に恵まれた2010年の例大祭は、幕を閉じました。