移動距離
7.8km
所要時間
1時間20分程度
移動方法
ランニング
予算
平日870円~
土・日・特定日は980円~
(国立温泉 湯楽の里利用料)

谷保 矢川 ママ下湧水ランニングコース

青柳崖線から流れる綺麗な水を辿って 

国立市のランニングコース。今回は国立市南側谷保、城山南部地域に横たわる青柳崖線沿いを巡るコースをご紹介いたします。

国立湯楽の里~国立・府中IC~城山公園

「国立温泉 湯楽の里」ではランステサービスがあり、荷物を預けて走ることができます。店員さんへランステ利用を伝え、利用カードへ情報記載の上で出発(ランステ利用者は入館料がかかります)。

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国立温泉 湯楽の里

大人:休日980円~ 平日870円~
湯楽の里入口にて

一旦多摩川サイクリングロードへ出た後、石田大橋の下から20号を北上していきます。

快晴に恵まれました
20号線沿いにも畑があったりします

国立府中IC脇を通り、BMW国立ショールームへぶつかるところを左折すると

谷保分水の通る田園風景へ

用水から水で稲作が行われており、子供達の貴重な稲作体験場所となっています。

用水沿いを西側へ進み
城山公園東側入り口へ到着
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城山公園

城山公園内ではトイレ、水飲み場、中央には農業体験や農業情報の発信拠点である「城山さとのいえ」があります。

公園内のスペースで様々なイベントが開催されています
トイレも綺麗で嬉しい
さとのいえ軒先でハイポーズ
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城山公園を西側へ抜けると素敵な雰囲気の古民家がありました。この古民家は、江戸時代から使われていた農家を移築し、復元したものです。もとは、甲州街道沿いの青柳村(現国立市青柳)に建てられていたもので、当時としては典型的な家屋でした。江戸時代後期に建築されたものと思われます。 昭和60年10月に、所有者である柳澤勇一郎さんから国立市に寄贈され、それを機に古民家の復元事業がはじまりました。平成3年3月に城山公園の南側の田園地帯に移築し、建築当初の姿を復元しました。同年10月には国立市文化財に指定され、一般に公開されるようになりました。(国立市HPより抜粋)

小休止
城山公園~ママ下湧水公園

ヤクルト中央研究所脇にあるハケ下散策路を西へ進み、谷保分水を辿っていきます。

古民家前、ハケ下散策路を進む
ヤクルト研究所脇にこんな沢山の自然が

一旦いずみ大通りへぶつかったところを渡り、谷保分水沿いへさらに西へ。

開放的な道

ここで北側から他の川と合流するポイントを発見。こちら「矢川のおんだし」と呼ばれ、「矢川緑地」より湧出た水が矢川となり、ここのポイントで谷保分水と合流しています。

あまりに綺麗だったのでついドボン
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ママ下湧水公園

ここから少し西へ進むとママ下湧水公園へ到着。ママ下とは「小さな崖」という意味。多摩川の流れで作られた河岸段丘「青柳崖線」の下を流れる湧水を利用し、未だに農業が行われています。

国立谷保の原風景
水量も多く、綺麗な水
ママ下の説明石碑
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ママ下湧水公園~矢川緑地~湯楽の里

ここまで谷保分水を上流に向けて進み、水源にたどり着いたわけです。今回のコースでは先ほど通った「矢川のおんだし」の源流である「矢川」をここから辿りました。

ここから北上し、甲州街道を渡ると矢川が脇を流れる「矢川いこいの広場」へ。

ママ下湧水公園から青柳崖線を登る
公園内を通る綺麗な矢川
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矢川緑地

矢川沿いに道を辿って行くと矢川の水源である「矢川緑地」の入口に到着。東京にある湿地ということで人気のスポット。

緑がたくさん
矢川の由来は矢のように早く流れる川からとか
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西へ進むと湿地な姿を見せてくれます。

東京でなかなか見れない風景
国立のサンクチュアリ

ここまで自然を満喫して、ゴールの湯楽の里までは約1km。青柳大通りを南下し、多摩川へ。

青柳大通りから
多摩川へ出て
ゴール!

このコースを走って

「青柳崖線」沿いの豊富な自然を味わえるランニングコースとなりました。湧水はこの地域に多くの恵みを与えています。ありのままの自然を感じることのできるのがこちらのコースの魅力で、同じ国立市でも駅前とは違った景色を見、体験することができました。

昔はわさびの栽培も行われていた
自然の中で童心に触れる

癒しを求めて谷保青柳崖線の自然に出向いてみてはいかがでしょうか。