———- ご挨拶 ———-
国立市観光まちづくり協会
理事長 板坂 克二
2025年12月吉日
この度は、「第12回くにたち写真コンテスト」にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございます。皆さまが日々の暮らしの中で見つけた“くにたちの素敵な瞬間”を共有していただけたことに、心より感謝申し上げます。
来年、国立市は国立駅の開業から100周年という大きな節目を迎えます。四季とともに表情を変える大学通りや、三角屋根の旧駅舎、そして谷保の豊かな自然など、100年の時を重ねたこのまちの姿を、写真という形で残していただけたことは、私たちにとっても大きな喜びです。
本コンテストは、何気ない日常から歴史ある風景まで、国立市の魅力を再発見し、未来へとつないでいくことを目的に開催しております。今年も幅広い年代の皆さまに楽しんでいただけるよう、デジタル写真での応募形式を継続し、好評の「こども賞」も引き続き設けました。子どもたちが自分たちのまちを見つめ、感じたものを表現してくれることは、地域にとっても大切な宝物です。
皆さまの作品は、普段は見落としがちなまちの魅力をそっと照らし、私たちに新しい発見や温かい気づきを与えてくれます。
当協会は今後も、このコンテストを通じて国立市の観光資源をさらに掘り起こし、その魅力をより多くの方々にお届けするプロモーション活動に努めてまいります。本コンテストが、皆様の「くにたち愛」を育み、広げるきっかけとなれば幸いです。
最後に、今年も心に残るたくさんの作品をご応募いただきましたことに、改めて御礼申し上げます。これからも、国立市が皆さまにとって “帰りたくなるまち・訪れたくなるまち” であり続けるよう、どうぞよろしくお願いいたします。
———- 受賞作品 ———-

「突然の雨」榎戸 征治
国立市観光まちづくり協会賞
寸評:石井 めぐみ
止みそうにない突然の雨に、雨宿りを諦めて走り出した子どもたちの姿を絶妙なタイミングで捉えた1枚です。激しい雨足と、夏の雨を楽しむような躍動感溢れる子どもを明確なピントで収める技術力は感動モノの素晴らしさ。こんなシーンに出逢える、作者の写真に対する執念にも敬服します。
「春を集めて」勝俣 佳那子
国立市長賞
寸評:速水 健二郎
桜が子どもを包む構図は、家族と子どもを見守る「街のやさしさ」と重なり、 家族との思い出だけでなく、生まれ育った街への想いまで感じられる、優しさに満ちた作品です。
「窓越しの桜に誘われて」小林 誠二
国立市観光大使賞
寸評:三浦 祐太朗(国立市観光大使)
駅のホームの陰影が満開のピンクを引き立てていて写真に奥行きを感じました。電車を待つ人も思わず見惚れる大学通りの桜。国立の良さがぎゅっと詰まった素晴らしい写真だと思いました。
「紅葉と古民家」島﨑 恭子
公益財団法人 くにたち文化・スポーツ振興財団賞
寸評:髙橋 賢一
秋の日差しも気持ちよく、ハケ下の遊歩道を歩くとこんなに包み込んでくれる紅葉となんとも言い表せないのどかさを象徴してくれる古民家。くにたちにはこんな素敵な景色もあるのだと再認識させてくれるとともに、そのことに気づくことの大切さを何時までも持っていたいと感じさせてくれる力作です。
「Over the rainbow」中村 冴子
国立市商工会賞
寸評:石井 めぐみ
誰もが感動したあの日のダブルレインボー。旧国立駅舎の上に架かった虹に出会えたのは、それだけでも奇蹟。駅舎を主役として中央に据え、両サイドのマンションや虹を撮影する人々を入れ込むことで、日常の息遣いが写し出されています。空の淡いブルーからの微妙な色のグラデーションも、夢のような雰囲気で素敵です。
「街路灯ひときわ白く秋夕映」大久保 淳子
国立市商業協同組合賞
寸評:石井 めぐみ
オレンジ色の空に惹かれ、富士見通りの中央へと視線が吸い込まれていく遠近感の効いた構図が秀逸です。道案内をするのは白く輝く街路灯。雑然となりがちな商店街のワンシーンを、人の流れと空のバランスを上手く整えたことでノスタルジックで美しい風景へと演出しています。

「純白の大学通り」加藤 真由美
国立商工振興株式会社賞
寸評:速水健二郎
整然とした構図と余計な装飾に頼らない丁寧な描写が、普段とは違う大学通りの静けさを実直に伝える一枚。誰もいない雪路を照らす街路灯に、国立の街のやさしさを感じさせてくれます。

「天下市で大はしゃぎ!」勝俣 吉通
多摩信用金庫賞
寸評:速水 健二郎
たくさんのシャボン玉によって、幻想的な美しさが表現された一枚。光の粒から垣間見える子どもの笑顔に、夢のような明るい未来を想像させます。

「秋の気配」佐藤 保治
国立食と暮らしの写真賞
寸評:髙橋 賢一
昨年は季節感がおかしくなってしまうほど夏が長く、秋を飛ばしていきなり冬になってしまった記憶ですが、今年は急に秋に突入しました。この写真ではまだまだ真夏のような景色に感じますが、作者はもう夏とは違う澄んだ空の高さに気がついたのでしょう。とても素敵な作品です。
———- こども賞 ———-
「自由な風を感じる人」中山 珀海
寸評:髙橋 賢一
ふーっと一気にふきだされたたくさんのシャボン玉が、風に舞って方々へ飛んでいこうとする様が真っ直ぐ素直に表現されています。タイトルを見ると「自由な風を感じる人」。この作者は、シャボン玉を吹いてくれているこの人が目に見えない風を感じ取って、空にたくさん撒いてくれたように感じたのでしょう。まっすぐな視点で物を捕らえ、感じたままの感情をタイトルにした、すばらしい作品です。
———- 佳作 ———-
「夜桜幽玄」川名 武志

「晩秋、宵の明星と月」菊池 邦義
「夏のブランコ通り」設楽 誠一
「櫓太鼓と駅舎の共演」鈴木 忠良

「映り込む夜桜」中村 有博
「緑の木道」中村 エミ
「駅舎を描く」細野 まなみ
「春爛漫」甫守 武彦![]()
「白狐と獅子の共演」山口 弘
「谷保の空に龍神様」渡邉 祐子 ![]()