第9回くにたち写真コンテスト 結果発表!

ご挨拶

国立市観光まちづくり協会  
理事長 桂 耕史
2022年12月15日

この度、当協会主催の「第9回くにたち写真コンテスト」に大変多くの市民の皆様から、まちの個性を表現した素晴らしい作品をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。

今回はこれまでの8回と異なり、デジタル写真での応募に限定をさせていただきました。これは、国立のまちに愛着のある市民の皆様なら年齢を問わず、気軽にご応募いただけることで、まちの素晴らしさを、写真を通して再発見をし、より愛着を深めていただくことを目的と致しております。

国立は大正時代、学園都市構想の理念のもと計画的につくられた当時としてはかなりユニークな生い立ちをもっています。また、周辺には縄文遺跡から谷保天満宮、そして旧国立駅舎を含め、古代から近代におよぶ歴史が重層的に連なる、個性豊かで魅力的な地域でもあります。

当協会といたしましては、今後も「くにたち♡好き」な市民の皆様からのご協力をいただきながら、本コンテストを通じて、まちの観光資源の掘り起こし、そしてプロモーション活動に鋭意取り組んでまいる所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

「黄金のまち」山本 圭太
国立市観光まちづくり協会賞

寸評:石井めぐみ 2022年12月15日
ため息が出るほど美しい、秋の大学通りを捉えた秀作です。木々や歩道が最も鮮やかに映る時間帯を狙ったこと。また左下の子どもが大きく両手を広げる瞬間を逃さずに撮った点も見事で、評価に値します。

「晩秋の夕富士」小野 文子
国立市長賞
寸評:髙橋賢一 2022年12月15日
富士見通り、その名の通り富士山にまっすぐ向かうその道。実は写真で表現するととても難しいのですが、秋の夕暮れ時、くっきりとしたシルエットへ向かう街路灯、美しい空のグラデーション、反射するアスファルトの色全てがとても魅力的に表現されています。

「青柳の野菜畑」佐藤 保治
公益財団法人 くにたち文化・スポーツ振興財団賞

寸評:石井めぐみ 2022年12月15日
瑞々しい「くにたち野菜」を大胆に配置した構図に、作者の意図が感じられます。逆光で動きのある雲も楽しげで、土手を走る自転車を絶妙のタイミングで捉えたのは、粘り強い作品づくりの賜物でしょうか。

「真冬の夜桜」細井 文子
国立市商工会賞

寸評:髙橋賢一 2022年12月15日
夜の街の雪景色は街灯の灯りを強く反射し、空はどこまでも深い空間を感じさせる幻想的な世界、そこに雪を纏った一本の桜。それはまるで満開の夜桜のように美しく作者を魅了してくる様子が感じられます。

「銀世界」佐藤 颯人
国立市商業協同組合賞

寸評:髙橋賢一 2022年12月15日
国立市民にもおなじみの場所となってきた駅前のエリア、そこはあたらしさとなつかしさが共存するちょっといい雰囲気のある空間。雪に覆われ日常とは違った銀世界となったこの景色を伝えたいという気持ちが表れている力作です。

「駅前イルミネーション」鈴木 忠良
国立商工振興株式会社賞

寸評:石井めぐみ 2022年12月15日
冬の風物詩となった大学通りのイルミネーション。その幻想的な風景を敢てスマホにフォーカスさせたことで、思わず覗き込みたくなるワクワクする作品になりました。ピント合わせも、明と暗のバランスも絶妙です。

「夏休みのある日」長岡 有希子
東京多摩青果株式会社賞

寸評:石井めぐみ 2022年12月15日
汗ばんだ子どもの素肌にあたる陽射しの暖かさと、足を入れた水の心地よい冷たさが作品から伝わってきます。無造作に置かれた荷物や自転車も、楽しい夏休みを感じさせる効果的な小道具になっています。

「ようこそ楽しい時間」菊地 裕治
多摩信用金庫賞

寸評:髙橋賢一 2022年12月15日
私が商店街にネオンや店舗の灯りが鮮やかなアクセントとなる美しさを感じているとお酒を飲まれる方々がこの写真を見ながらそれぞれ好みの店に入っていくように思い出話を楽しそうに語りだした。なるほどそこには楽しい時間があったのですね。


佳作

「ヤマザクラ咲く、南養寺」設楽 誠一

「パラレルワールド」山﨑 拡

「梅の花の前でハイポーズ」浅見 文孝

「国立駅舎をバックに猛ダッシュ」和賀 一

「何が出来るのかナ~」細井 孝明

「だいちとそらのあいだには、みんなの夢があふれてる」村田 朋子

「久々の賑わい」堀江 澄信

「お待たせしました賢治魂」清水 慎

「おかがら火祭」小池 基夫

「大好き国立」孰賀 佳冬