タマケン初の1級合格者誕生!| くに達人 ~国立のすごい!~ 002 

 多摩地区の歴史や文化などをテーマにしたご当地検定「多摩・武蔵野検定(愛称・タマケン)」で初の1級合格者が誕生しました。1級検定は2級に合格した人だけが受検でき、3年目の昨年に、1級検定試験が初めて実施されました。合格者はたったの2人。そのうちの1人の方は国立市内在住の 十松 勇さん(78)です。十松 勇さんは1級最高点の72点で合格。3級、2級、1級ともタマケンを最高点で合格しています。タマケン表彰式は1月20日に立川のグランドホテルで開かれました。  十松 勇さんは退職後に古文書や歴史の勉強を始め、国立と立川のお仲間と一緒に翻訳した「下谷保村御用留」や「柴崎村御用留」も刊行しています。「江戸文化歴史検定」でも初の一級合格者です。今後は多摩や江戸歴史文化を広く市民に伝えていただければと思います。   (きみの)

タマケン1級合格者|十松  勇さん 十松 勇 さんからコメントをいただきました  若い時から歴史に興味がありました。2007年に「江戸文化歴史検定」で一級に合格し、翌年に「多摩・武蔵野検定(タマケン)」ができたので、地元のことを知りたいと思って受験を申込みました。 それまで地元のグループで古文書を読むうちに、地域の歴史の一端に触れることもありましたが、タマケンのテキストで、多摩の歴史の流れの大筋を知ることができました。タマケンのテキストの範囲は、多摩の自然・地形・山・川・植物・動物・考古学・旧石器時代から現代に至る歴史・産業・文化からショッピング・公園・地場産品まで幅広いものです。テキストはA4判240ページほど、各ページに写真・図版が掲載され、読んでいるうちに興味が広がっていきました。 タマケンを受験して、多摩をより深く知ることができ、また1級に合格できたことを嬉しく思っています。そして今後も多摩や周辺のことより深く学びたいと考えています。 また、地域の皆さんが多摩の文化・歴史に触れて、多摩をもっと好きになって下さればと願っております。   十松 勇さん 国立市在住
多摩・武蔵野検定(愛称・タマケン) 地元の地域をよく知ることで、地域活性化につながる人材育成と地域に対する愛着と誇りを醸成していくことで、「多摩が大好き」といえる人を一人でも多く育てるための、23区を除く30市町村に関する検検定試験です。 正式名称:「知のミュージアム 多摩・武蔵野検定」 知のミュージアム 多摩・武蔵野検定ホームページはこちら→http://www.tamakentei.jp/