アートのまちを歩く with MusiA | Vol.2 Puka Tika

こんにちは。はじめまして。 MusiA記者の出野上香織です。 引き続き国立のアート&スポット情報をお送りします! 今回ご紹介させていただくのは、 国立駅南口から出て右側に直進約2分という場所に佇む喫茶店。 南米音楽が流れるゆったりとした空間が魅力のPuka Tika(プカティカ)。 オーナーの西山さんはケーナ奏者でもある。 コーヒー豆の仕入れ先にも、強いこだわりを見せる西山さん。 珈琲を一杯一杯丁寧にいれてくださる姿がとても印象的。 「人が集まれる、けれど静かな空間にしたい。」と語る西山さん。 そんな店内にはオーナーの人柄が温度として伝わってくる。 ペンションを想像させる温かな雰囲気の内装。 これらは西山さんと奥様の手作りなのだという。 奥多摩の製材所から杉の木をいただき、杉の皮を剥ぐ所から店内の設計まで全て手掛けてしまったというのだから驚きである。 物作りにも力を発揮する西山さんは、ケーナの制作も手掛けている。 「物は自分と誰かをつなげてくれる仲介役。」という言葉が胸を打つ。 お店では娘さんが制作したマクラメアクセサリーも販売している。 お店では、知り合いを招いてサロンコンサートも行われている。 このような色んな側面を持つ西山さん。 「喫茶店のオーナー、ケーナの制作、ケーナ奏者としての自分。でも、私が色々やっているというという感覚は無くて、全部含めて自分自身をしているという感じ。」 紛れもなく彼自身の言葉でこう語ってくださった。 そして彼の演奏するケーナの音色は生命力に溢れ、力強かった。 ■SHOPDATA 〒186-0004 東京都国立市中1-8-29 ℡ 042-573-7635 喫茶店のオープンは不定期なので、詳しくはホームページをチェック PukaTika http://www1.jcn.m-net.ne.jp/pukatika/