駅舎をモデルにしたこのマスコットは、携帯ストラップとマグネットの2種類があり、天下市の国立市商業協同組合、青年部のブースにて毎年販売しています。
お値段はどちらも税込みで500円。
お話をうかがったのは、発売当時、国立市商業協同組合の理事長をしていらした保科さんです。
- このマスコットの誕生のいきさつを教えて下さい。
保科さん 平成18年1月に発売しました。
国立のシンボルとなっている「駅舎」を元にグッズを作り、街の広報活動に活かすことができたら…と当時の商業協同組合青年部部長だった井原さんが中心となって企画しました。
今でこそ“ゆるキャラ”やそのグッズなどがブームとなっていますがその当時はほとんど見当たらず、実は先駆け的存在だったのではないか?と密かに自負しています(笑)
- どのくらい売れたのでしょうか?
保科さん 発売当初は大人気!となり、予定より早く完売したため追加製作をしました。
その評判に「儲かってるね~」と冷やかされる事もありました…(汗)
しかし!実はそれほど儲からないんです!(笑)
- なぜでしょう???
保科さん 何しろこだわりにこだわり抜いて作っているので。
使用する素材やその色合い、形…とにかく、駅舎を忠実に再現する事を目指しました。
可愛らしくするためのデフォルメは一切無し!余計な飾りは否定!
とにかくほぼそのままの状態で模型にしたかった。
「国立駅」と書いてあるでしょう?
- はい。
保科さん これは手描きなんです。機械ではこのスペースにプリントすることができないので。
- えぇ~!それじゃ1000個作ったら1000回書くんですか?(あたりまえか)すごい大変~!
保科さん
オートメーションで製作できるサイズに合わせる、という判断はできなかったので…。
とにかく忠実に、そのまんまのバランスで!と思って作りました。
ロングセラーとなっている「駅舎ストラップ&マグネット」
その誕生には熱い思いがこめられていました。
こちらは、天下市をはじめとした市内開催の各イベントで販売しています。
購入を希望される方は、国立市商業協同組合までお問い合わせ下さい 国立駅舎 携帯ストラップ&マグネット
こちらは、どう見ても「国立駅舎」にしか見えません!
もはや“かくれ三角屋根”ではありませんね ↓