行ってみよう!直売所案内マップ
豊かな土と光、水源に恵まれて、農地が広がる国立市南部地域。この風景も市の特色・魅力のひとつです。採れたて野菜の直売所もありますよ。季節を告げる旬野菜やちょっと珍しい野菜を探しに、直売所案内マップを片手にお出かけしてみましょう。
国立市の面積はおよそ815ha。うち約52haが農地として使われています(国立市/令和元年度調べ)。8割ほどが畑耕地、2割ほどが田耕地です。
そのほとんどが府中用水(江戸時代初期から多摩川の流れを利用してつくられた農業用水)、ママ下湧水、矢川の清流などがもたらす水源に恵まれた南部地域にあり、農のある風景を見せてくれます。
この建物「国立市城山さとのいえ」は、地域と農家をつなぎ、農ある暮らしの楽しさや豊かさ、農業情報を発信する拠点です。城山公園と畑が残る城山南地区にあります。
農家さんの協力を得て収穫体験や、年間を通しての農業体験講座などが開催されます。また、くにたち野菜を使った料理体験、農や自然にまつわるイベントなども行われています(各種イベントは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となることがあります)。
市内の公立小学校5年生は、さとのいえ前のたんぼで、田植え・稲刈りを体験しています。自身の手で収穫したお米は、一層おいしく感じられることでしょうね。
直売所案内マップの閲覧は、下記の国立市のホームページよりどうぞ。
https://www.city.kunitachi.tokyo.jp/sangyo/nougyo/1465447599654.html
さとのいえを中心に歩けば、農を支える水源や生き物たちの観察もできます。さとのいえ隣には市に唯一残る茅葺屋根、囲炉裏や蚕棚を設えた昔の農家の暮らしを伝える古民家があります。くにたちの農を取り巻く環境や、農の今昔に思いを馳せながらの散策、おすすめです。
散策路の途中には、採れたて農産物を販売する直売所も点在し、折々の新鮮野菜が購入できます。くにたち野菜と言えばほうれん草やなす、小松菜が名高いのですが、激辛とうがらしのような珍しいものやとうもろこしなど、多品目が生産されています。梨やぶどう、桃といった果実、谷保天神米というくにたちブランドの米、多品種のトマトに取り組むなどなど、個性豊かな農家さんたちが揃っていますよ。
販売されている野菜、営業日時、販売方法は直売所によって異なります。確実に買いたい場合は、確認してから行ってくださいね(詳細はマップ参照)。
都市農業に真剣に取り組む農家さんたちのおかげで保全されている、のどかな風景と大地の恵み。心地よい風に吹かれながらゆったり流れる時間を過ごしてみては。
- 店舗所在地
- 城山さとのいえ:国立市泉5-21-20
各直売所は、直売所案内マップをご参照ください - 営業時間
- 城山さとのいえ:9時~17時
各直売所は、直売所案内マップをご参照ください - 休業日
- 城山さとのいえ:第2・第4木曜、年末年始(12月29日から1月3日)
各直売所は、直売所案内マップをご参照ください - TEL
- 城山さとのいえ:042-505-5190
各直売所は、直売所案内マップをご参照ください - ウェブサイト
- https://www.city.kunitachi.tokyo.jp/sangyo/nougyo/1465447599654.html