第7回くにたち写真コンテスト 結果発表!

総評

このコンテストも7回目を迎えることができました。撮影にも何かと不便な時節でしたが、おかげさまで、ほぼ前回並みの応募がありました。応募者の皆さんと関係者のご尽力、ご協力に心より感謝申し上げます。
今回は、写真創作の基本を踏まえたものが上位入賞しました。
技術的に見た場合、“発見”という点では「アートビエンナーレから覗き見」と「大学の池にアオサギ飛来」、“光を良く見る”観点では「カラフルなイルミネーション」、“シャッターチャンス”は「入学試験合格発表の日」、“カメラポジション”では「見守る」、“強調と省略”としては「物語みたいな風景」が印象に残りました。
内容的観点から見ると、人と自然にたいしてヒューマンな視点で写した写真、情感や力強さがあるもの、そして何よりもこの街を愛する気持ちが表れた作品が選ばれました。
皆さん、情熱をもって写真を撮り続けましょう。
次回には、個性豊かな素晴らしい作品が多数応募されますように期待しています。

2020年12月10日審査委員長

写真家 小林定之

第7回くにたち写真コンテスト作品寸評
審査委員長 写真家 小林定之 
2020年12月10日
「カラフルなイルミネーション」 設楽 誠一(国立市観光まちづくり協会賞)
大学通りに立ち並んだ三角形のカラフルなイルミネーション。そのワクワクする光景を見事に写した秀作です。頂点に光る4つの星と画面左上の強い光芒がとても印象的で、駅に向かって走るバスの配値も適切です。


「見守る」 佐藤 保治 (国立市長賞)
 田植えを見守る農夫の満足げな心境が伝わってくる臨場感のある作品です。人物を左側に寄せ、右側に田んぼを広く見せたのでスッキリした表現になりました。遠方の苗植え機と人物の点描も良い。


「アートビエンナーレから覗き見」和賀 一(公財くにたち文化・スポーツ振興財団賞)
彫刻の窓から覗くと仲良しの少年が2人。「あっ!巨大な水滴が頭に落ちる!」その発想がおもしろく、額縁効果が成功した作品です。後方をキックスクーターで走る少女も絶妙なタイミングで捉えられています。

「桜で出迎え」 榎戸 征治 (国立市商工会賞)
ライトアップした旧駅舎と桜のコラボが心地よい。下方にちりばめられた紅白の小さな花も美しく、メルヘンチックな作品です。背景の駅とビルの夜景もほどよく入れたので、周辺の雰囲気が良く出ています。

「和おどりで祝う天下市」 藤掛 祐男 (国立市商業協同組合賞)
    両手に鳴子を持ち、ブルーのハチマキを締めて、力強く大地を踏んで踊る若者たち。精悍な表情としぐさに、ほとばしるパワーが表れている作品です。画面の右上の集団旗も活きています。

「物語みたいな風景」 細井 文子  (国立市商工振興(株)賞)
濃淡の緑が織りなす爽やかな初夏の風景を素直に撮っています。
周辺を暗くし、右に太い樹を配したので、まるで森の中にいるような静寂さが感じられる作品です。ポツンと置かれたベンチと桜の幹を照らすこもれ日も心に残ります。

「じゃがいも収穫にびっくり!!」 和賀 沙織 (東京多摩青果(株)賞)
掘ったじゃがいもを不思議そうに眺める幼児、「ほらごらん!ハッハッハッ!」と笑う祖父。二人のふれあいが伝わってくるほほえましい作品です。ローアングルからの撮影で人物が引き立ちました。

「大空に舞い上がれ」 五味渕 大賀(多摩信用金庫賞)
鮮明な赤と青の大きな鯉のぼりが古民家の前で泳いでいる。鯉の尾ひれをつかまえようと手をあげて遊ぶ幼児のしぐさが可愛い。地面に落ちた影もアクセントになっていて、なんとも牧歌的でなつかしい風景です。

「大学の池にアオサギ飛来」 小川 清成 (理事賞(1))
大きな羽を広げて“着陸態勢”に入ったアオサギを申し分のないシャッターチャンスで写した秀作です。ブルーの羽が実にあざやかで美しい。シンプルな画面構成が気持ちよく、水面の赤いさざ波も印象的です。

「入学試験合格発表の日」 今玉利 修司 (理事賞(2))
「そ~れ!おめでとう!」新入生の体が宙に浮く。その一瞬をスパッと活写した見事な作品です。先輩学生のユニフォームの背中と突き出した腕から、力強いエネルギーが感じられる作品です。

「秋よ来い」堀江 澄信(佳作)

 

「鏡の中の駅舎」金井 雄太(佳作)

「カッコーとヒヨドリ」浅見 文孝(佳作)

「藁積みのある畑」末永 皓(佳作)

「拡がる緑」甫守 武彦(佳作)

 

「あ、虫がいた」寺田 茂樹(佳作)

「自慢の車大集合」清水 博史(佳作)

「無邪気な子ども」諸井 政道(佳作)

「花霞」飯塚 留美子(佳作)

「春らんまん」北野 正行(佳作)

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