アートのまちを歩くwithMusiA | Vol.5 国立本店

こんにちは。MusiAの、一橋大学社会学部二年佐々木絵理です。 今回は、国立本店さんに行ってきました! 国立本店さんは、駅南口から東西書店のところのかどをまがってしばらく歩いたところにある、アートとデザインに関する古本屋さんです。窓のキャラクターがお迎えしてくれます。 国立本店外観 明るい店内にはたくさんの、アートや中央線に関する本が。建築や家具のデザインの本が目をひきます国立本店の本棚 ほかにも中央線沿線の紹介雑誌なんかもおいてありますよ! 児童文学や小説もありました。 店長さんおすすめの本は、8plus、芳賀八恵さんの本。 8plusの本 デザイナー芳賀八恵さんが一人でデザインから出版まで全てやっているんだそうです。こういう本は大手の本屋ではなかなか見つけられません。ぜひこの機会に手にとってみてください。 空の絵 常に何かアート作品の展示がしてある国立本店ですが、私が訪れた時は青い空の絵がおいてありました。なんとこれ、ねんどで作られたのだそうです!! 絵以外にも、カップや手ぬぐいなど、その時々でさまざまなアート作品が展示してあります。私が以前に行ったときには、文字のデザインに関する本がおいてありました。 お店の中、外ともにとっても素敵なインテリアですが、デザイン・設計すべて、ここを運営する、『中央線デザインネットワーク』の方が作ったそうです。 国立本店は、元々中央線デザインネットワークが作った人の交流の場所、コミュニティスペースとして生まれたそうです。ですから、お店の人達は基本的に全員がボランティア、店長さんももちろん例外ではありません。普段はグラフィックデザイナーをやってらっしゃるそうです。 そういうわけでもともとは中央線デザインネットワークのアーティストさんの作品の展示が主でしたが、今は貸しギャラリーのようなこともやっていらっしゃるみたいです。国立に拠点を構えて今年で六年目なので、新しい挑戦をしていこうと考えている、と店長さん。 来月あたりはワークショップ形式の企画も考えてらっしゃるそうです。 アーティストが集まり、交流のためにどんな形が一番ふさわしいか、自分たちに出来る形を模索して出来た国立本店。今はアーティストさん達だけではなく、アートに興味がある市民の方の交流の場ともなっています。 これからも中央線アートで新たな挑戦を続けていく国立本店に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。 ■SHOPDATE 国立本店 東京都国立市中1-7-62 tel&fax. 042-575-9428 営業時間 1200-1700[火曜定休] http://honten.chub.jp/