雑貨と珈琲 琥珀灯

2025年11月、旭通りにかわいい雑貨屋さんがオープンしました。
應善寺交差点すぐそば、名前は「琥珀灯(こはくとう)」。店主が好きなアーティストの曲から、「琥珀」という文字をもらってつけたといいます。また、通っていた地元の雑貨屋さんに置いてあった思い入れのあるグラスが琥珀色だったことも由来のひとつとなっています。こちらのグラスは店内にも置いてあり、暖かみとなつかしさも感じるような素敵な色合いです。

「琥珀灯に行けばおもしろいものがある」と思ってもらえるようなお店にしていきたいとの思いの通り、小さい店内に多種多様な雑貨が揃っています。

店主は、元々別のインテリアショップに勤務しており、縁あって国立に自分のお店をオープンさせました。主に国内メーカーの雑貨が多く、以前の勤務先で取り扱っていた商品から、自分で使って気に入ったものが並んでいます。休日に雑貨屋めぐりをして選んだという雑貨は、おしゃれで面白い物がたくさん。「こんな商品があるんだ!」という発見があります。その中から、今オススメの雑貨を3つ教えていただきました。

一つ目はHARIOのガラスのアクセサリー。ビーカーなどを使っている耐熱ガラスメーカーが、機械でガラスを作ることがほとんどの現代に、職人の技を残したいとはじめたブランド。一つ一つ手作りで繊細なつくりとなっていて、大きいサイズでも、派手になりすぎずに上品さのあるアクセサリーです期間限定商品ですが、一部の商品は期間が過ぎても取り扱っていく予定です。

次にFLOATのリーディンググラス。こちらはテンプル(耳にかける部分)をカスタマイズできるオシャレな老眼鏡。例えば、フレームは茶色にして、テンプルは赤にするなど自分好みで選ぶことができます。フレームの一部に磁石が入っており、付属のマグネットホルダーにくっつけて保管できるのもポイント。失くしがちな老眼鏡もこれで安心です。

最後に、これからの季節にオススメなのが現代風はんてんのDAN-TEN(ダンテン)。昔ながらのはんてんの良さを残しつつ、現代風にアレンジしていて見た目もおしゃれです。とても軽い着心地なのにきちんと暖かいのが不思議。持ち運びができる巾着付きなので、アウトドアにも使えます。長袖と、作業しやすい半袖もあります!

そして、もうひとつ琥珀灯にかかせないのが「珈琲」。こだわりの2種類の珈琲豆が置いてあります。まずは、店主が好きな味にブレンドしたオリジナルの「琥珀灯ブレンド」。深煎りでコクがあり、ホットでもアイスでも美味しくいただけます。もう一つは、以前のインテリアショップのカフェから受け継いだ「横森ブレンド」。中煎りで酸味とコクのバランスがちょうどよく飲みやすい味。豆はお店で挽いてくれるので鮮度の良い香りを楽しめます。また、かわいいカップや珈琲器具も置いてあるので、すべて揃えることも可能!

楽しい商品がたくさんありますが、いつ来ても「新鮮さ」を感じてほしいと、定期的に新しい雑貨に入れ替えていくといいます。次はどんな面白い雑貨が入荷されるのでしょうか。
やわらかい雰囲気の店主ですが、確かな思いとこだわりを感じるそんなお店です。自分へのご褒美に何かほしいなとか、誰かにプレゼントしたいなと思った時、「琥珀灯」をぜひ思い出してください。


<ライター 長谷川福>

基本情報

店舗所在地
東京都国立市東2-2-5
営業時間
11:00~20:00
休業日
水曜日、年末年始
TEL
070-6402-9581
ウェブサイト
https://www.instagram.com/p/DQszyvVEf9O/