cometen 国立米店

今年2月に、新たなるアプローチで“米の魅力”を伝える令和スタイルの米屋「cometen 国立米店」が国立市富士見通りにオープンして注目を集めています。
産地から直送したお米の量り売りはもちろんのこと、その米を作った農家さんの想いや、ストーリーを紹介することに力を入れていて、まさに、“作り手”の気持ちとともに一杯のごはんを味わうことができる米屋です。米の産地は、秋田、飛騨、北海道など実際にお会いした農家さんのお米を、各地のPOP-UPとして紹介、販売しています。

店主の加藤さんは、数年前にライターとして地方の米農家を取材したことがきっかけとなり、実際に田んぼで育てたお米の美味しさにすっかり魅了されました。一人ひとりの農家さんを取材し、その農家さんの思いを直接伝えたい。そして、それぞれの銘柄や地域でブレンドされて販売する流通米ではなく、その田んぼのお米をそのまま東京へ直送し、販売できないかとずっと考えていたそうです。
2025年2月に念願かなって「国立米店」をオープン。まさに、“令和の米騒動”と言われるほど、連日「米」の話題がニュースに取り上げられていた頃です。そんな世間の騒ぎとは無縁にマイペースで米と米まわりの雑貨や“ごはんのおとも”を紹介しています。

店内にはキッチンとカウンター席も併設し、実際にいろんな種類のお米を味わうことができます。午前中なら、実際に土鍋でご飯を炊いているところを見られそうです。この日は「銀鱈の西京焼き定食」(1300円)をいただきました。ごはんは「飛騨の役草ごはん」で、黒豆や古代米、エゴマやヨモギなど、本当に体にとって“役に立つ食材”がたっぷり入っています。府中の老舗割烹の焼き魚と赤だしの味噌汁とともに、シンプルでいながら滋味たっぷりな元気になれる味わいです。他に、梅干しなどでシンプルにご飯を味わう「ごはん、味噌汁、ごはんのおとも。」(680円)もあります。また、塩むすび1個200円、味噌汁1杯300円でもいただけます。

他にも、お米を美味しく炊ける土鍋や、お箸にお弁当箱、キッチングッズと、ご飯を美味しくいただくための道具も全国各地から取り寄せ、揃っています。まさに、米にまつわるセレクトショップです。

さらに、ご飯をさらに美味しくいただける梅干し、味噌、出汁や漬物、惣菜、お茶などの“ごはんのおとも”が各種揃っています。米を使ったお菓子や、駄菓子、米麹のドリンクや、日本酒も。そして、この夏に絶賛おススメなのが「いにしへの梅酢」。料理やドリンクはもちろん、お米と一緒に炊けば、ふっくら艶やかな炊き上がりになり、保存性も高まります。暑い夏をのりきるクエン酸とポリフェノールがたっぷりで、夏バテ防止に役立つ一品です。

また、早朝カフェや日本酒バー、おにぎり作りや玄米粉クッキー作りのワークショップなどイベントも好評です。イベントのスケジュールはSNSで確認を。
お店の場所は、富士見通り沿いで、JR中央線国立駅南口から徒歩12分。立川バスで4分程度。「音高」下車。夏の間はサマータイム(11:30-14:30 / 16:30-20:00)での営業時間になりますのでお気をつけください。

私たち日本人の主食である「米」について、より深く知り、さらに美味しく味わうことができる富士見通りの話題のお店です。

公式サイトinstagram / X /note

ライター:国立はぴすぽ

※掲載している商品、金額等については取材時のもので、今後変更される場合がありますのでご了承ください。

基本情報

店舗所在地
東京都国立市西2-10-5
営業時間
11:30-18:00(サマータイム営業11:30-14:30 / 16:30-20:00)
休業日
月曜(臨時休業はSNSでお知らせ)
ウェブサイト
https://cometen.jp/