くにたち野菜をより身近に

水と緑のある風景・環境を守り、大地の恵みをもたらしてくれる国立市の農業。新鮮な野菜やくだものを生産者から直接入手できるの直売所やマルシェがあり、秋の収穫祭「農業まつり」は、くにたちの農業の意義を市民に伝え、生産技術向上の一端も担っています。

生産者とのコミュニケーションや農業イベントを通して、くにたち野菜をより一層楽しんでみませんか。

 

 

JA東京みどり国立地区農産物直売所

土・日・祝日を除く毎日、午後2時から5時まで開いているのが、JA東京みどり国立地区農産物直売所。谷保駅北口から大学通りに歩いて3分ほど、JA東京みどり敷地内にあります。

 

この直売所は、JA正組合員27農家によって自主運営されています。写真に掲示されている農家の方たちが交代で店番に入ります。

かつては駐車場にテントを張って行っていましたが、念願かなって2018年6月に現在の店舗を構えました。

 

元気をもらえそうな、旬のツヤツヤ野菜が並んでいますよ。

値札にも生産者名が記されていて、安心感と親しみやすさを覚えて、野菜のひとつひとつが愛おしく感じられますね。

 

本日の野菜たちは、ボードに表示されています。

常連さんは、午後2時の開店を待ちきれない様子で、正面に掛けられた札が「営業中」に変わると同時に入店されます。

3時近くなると、棚に空間が目立ってさびしくなるほど、売れ行きは快調です。お目当ての野菜ゲットには、早めの来店がコツのようです。

 

収穫の秋から初冬にかけては、くにたち野菜も豊か。農業イベントが続きます。

農業まつり

コロナ禍での中止を経て、3年ぶりに第45回農業まつりが、さる11月12日(土)、13日(日)、にぎやかに開催されました。

会場は従来通り市役所市民ロビー、西側広場および谷保第四公園で、野菜宝船の展示、野菜・果物の直売、品評会、花苗・苗木の無料配布、農業機械の展示、農業委員会の活動展示・体験水田の写真展示、飲食販売などが行われました。

新鮮な野菜・果物を買い求める市民が開始時刻前から多く集まり、2日間で1,000鉢が無料配布される花苗・苗木には、1時間も前から列ができていました。

 

品評会に出品された作物は、市役所ロビーに展示。どれもみごとな出来ばえです。

 

毎回目を奪われる野菜宝船は、今回も披露されました。

宝船に使われた野菜は、品評会の市民審査に参加した先着100名にプレゼントされました。

 

第四公園では、トラクターが展示されていました。実際に乗ることもでき、お子さんたちからの人気を博していました。

 

くにたちマルシェ

もうひとつのイベントは、市内農業者と市民がつながるマーケット「くにたちマルシェ」。こちらも3年ぶりに、12月11日(日)10時30分から15時30分まで開催。

会場は、谷保第四公園。今年のテーマは「イタリア」。国立市と交流を深めているイタリア・ルッカ市の紹介や、おいしいくにたち冬野菜の販売、ジャズバンドによる演奏などが行われます。けんちん汁やイタリア家庭料理などの飲食店の出店も楽しみですね。

 

くにたちの新鮮野菜は、生産者自身の直売所や、国立駅北口で月1回行われるマルシェ、一部スーパーなどでも、買うことができます。

 

「国立市内の耕作地は、市の面積約815haのうち約52haと決して広くはないし、小規模経営が主体です。けれども農家のみなさんは、新たな野菜・くだものや、異なる品種のものにチャレンジしたり、ブランド米(天神米)を作り出したり、市民のみなさんに農業を理解していただくための工夫を凝らしたりイベントを開催したりと、熱心に取り組んでいます。さまざまな試みの中で、農業者と市民がひとつになれる、お互いの声を聴き合う、といった機会も大切にしています。野菜の宝船は11月23日の明治神宮での新嘗祭2022にも奉納展示したんですよ」と、JA東京みどり指導経済課・細川泰義さん。

 

国立在住歴30年を超えた筆者は、新鮮野菜・くだものを味わえることからも、くにたちに暮らす喜びを感じています。農業者のみなさんに、改めて感謝です。

基本情報

店舗所在地
東京みどり国立地区農産物直売所
国立市富士見台1-12-9
営業時間
午後2時~5時
休業日
土・日・祝日
TEL
042-505-7037