玉ちゃんの家

『玉ちゃんの家』は谷保駅から徒歩4分、ダイヤ街商店街にあります。韓国チェジュ島出身の店主『玉ちゃん』が作る、韓国の家庭料理のお店です。

故郷の味が恋しくて、日本に来てから料理をするようになったという玉ちゃん。キムチにはじまり、仲間内に披露していた料理が評判になったそう。シェアスペースの出店を経て、2021年3月に常設店をオープンしました。

おなじみの韓国料理から、季節の野菜のキムチや野草を使った料理など、韓国のお母さんの味が食べられます。

韓国料理は辛いというイメージがありますが、韓国の人も子どものころから辛いものが食べられるわけではありません。
『玉ちゃんの家』では韓国の家庭で食べるような”こどもメニュー”や”離乳食”(離乳食は要予約)が頼めるんです。

そして、玉ちゃんの離乳食を食べていた子どもたちが少し大きくなって「チヂミお願い!」と注文してくれるんだとか。
「子どもから愛されるお店になったのは自慢です!」と笑顔で話してくれたのが印象的でした。

お客さんに気さくに話しかける玉ちゃん。「寒いからあたまっていってね」と、テイクアウト利用でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。

現在『玉ちゃんの家』で働くスタッフはみんな常連だった人たち。
「仕事をしながら話せるのは楽しいし、息抜きにもなりますよね。私がそういう場所がほしかったので、ここはみんなの居場所です」
玉ちゃんのごはんを通じて人と人がつながり、地域もつながり、素敵な循環が生まれていると感じます。

『玉ちゃんの家』では国立の野菜を使用しています。韓国の白菜は日本のものと違い、水気がなくてしっかりとした歯ごたえ。それを国立の農家さんが玉ちゃんのキムチのために作ってくれています。大根やにんにくなども国立産。

梨やりんごなどの果物もおいしいキムチの隠し味!素材の甘味を生かして、砂糖や添加物を使わないのが玉ちゃん流です。

のらぼう菜やきくいも、ヤーコンといった珍しい食材もキムチやパンチャン(ごはんと一緒に食べるおかず)に使用しています。
「『この野菜はなに?』とお客さんが聞いてくれたり、野菜や地元の農家さんの話ができることがうれしいです」と玉ちゃん。
『この場所でやっている意味』を大切にして料理を作っていきたいと話してくれました。

故郷に帰れなくても国立で作る故郷の味が元気の源。韓国のご両親も玉ちゃんのキムチを食べて、日本の活躍を喜んでくれているそうです。

「ごはんはコミュニケーション。おいしいものは心も体も癒してくれて、元気になれます。お客さんもそう感じてくれていたらうれしいです」
と話してくれた玉ちゃんがあたたかくむかえてくれる、その名の通り『玉ちゃんの家』!
一度訪れたら「ただいま」と何度も立ち寄りたくなるお店です。

基本情報

店舗所在地
東京都国立市富士見台1丁目8-9
営業時間
【テイクアウト】 
10:30~18:00頃まで(お取り置きできます)

【店内】
昼… 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
夜… 17:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
休業日
月曜日
TEL
090-1262-1222
ウェブサイト
https://www.facebook.com/韓国料理-玉ちゃんの家-298366880498221