心地よいコーヒーの香りを楽しむ午後のひととき。自家焙煎に魅せられた赤坂友也オーナーが自信をもっておススメするメニューの中から、あなたが選ぶのはコク深さ？ それともキレのあるコーヒー？ 玲音香琲は、コーヒーの魅力に改めて気づかされるお店です。

かつて多店舗経営のカフェの統括店長を務めていた赤坂さん。自社の強みを開発するために自家焙煎のコーヒー豆屋さんをめぐった時、あまりの違いに「衝撃を受けました」と言います。それからというもの、自家焙煎の道を突き進み、JR南武線矢川駅前にある矢川メルカード商店会に「玲音香琲」を構えました。

玲音香琲に来ると、自分でも知らなかった自分の好みに合ったコーヒーを見つけることができます。「ブレンドコーヒー（マイルドブレンド）」なら「苦味3 酸味2 コク3 香り3」、「アメリカンコーヒー（N.Y.ブレンド）」なら「苦味2 酸味4 コク2 香り3」といった具合に、赤坂さんがレビューをつけてくれているから。もちろん焙煎済みのそのコーヒー豆を買って帰ることもできます。私はやっぱりブレンドを頼んでしまいます！

10年も統括店長を務めていた赤坂さんですから、コーヒーに合う料理もお手のもの。写真は日替わりパスタの「ボロネーゼ」です。こだわりの自家製ミートソースはトマトの風味が効いていて、細めのパスタに絡みます。赤坂さんは、今では他店のメニューの開発も頼まれているんだとか！