キャン★ドゥ谷保駅前店 ファミ・スタ国立店
JR南武線谷保駅北口から歩いて2分ほど。2階建てビルの1階にファミ・スタ国立店、2階にキャン★ドゥ谷保駅前店があります。
店舗フロアはそれぞれに100坪近くあり、ゆったりと見て回ることができます。
100円ショップキャン★ドゥ谷保駅前店は2001年開業。
扱う商品はキッチン、文具、インテリア、健康・美容用品、生活用品、加工食品など多岐にわたります。主力は100円という価格帯におきながら、実は2,000円までの商品もあって、驚くほどにバリエーションが豊かです。
日々の消耗品や学用品のほか、家事、工作、手芸などの道具や材料などに思わぬ工夫が施された商品を発見すると、創作意欲までも刺激されてしまいそう。
つねに2万種以上の品が並んでいるといいますから、店内探検をするだけでも楽しいですよ。
1階は衣料品、雑貨のファミ・スタです。2010年から営業しています。
紳士・婦人・子どもそれぞれの靴下、肌着、ナイトウェアから帽子、タオル、シーツ、サンダルなどなど、日常使いの定番生活衣料、雑貨が品数豊富に並んでいます。子ども用品コーナーでは公立小中学校の指定うわばき、赤白帽、体育着なども扱っています。
「よそいきではなくて、普段使いのものをお手頃価格で提供しています。近くの団地をはじめご高齢の方が増えていますし、車椅子をお使いの方も多くいらっしゃるエリアですから、こういう店舗も便利かなと思っています」(北島和暁さん)
「昔と比べると男性客も増えました。昭和の男は肌着だの靴下だのをご自分ではお買いにならなくて、奥さまが揃えていましたものね(笑)。近ごろは老老介護もあって、旦那さんが奥さまのものを買いにいらしたりとかね。お連れ合いが病院や施設に入院・入所されるなんてときに必要になる衣料品やタオル類を準備するには、身近なうちのような店がお役に立つようで」と、半世紀近く地域のありようや世相の変遷を見つめ続けています。
このビルを建てた1977年当初は「貸しビル業のつもりでした。何店かの出店、撤退もありましたが、割と早い時期からフランチャイズの形でですが、北島産業株式会社でやっていくことになりました」
「根っこにあるのはやっぱり地元愛。地域のみなさんに愛される店を目指してやってきています。お散歩がてらに気軽に立ち寄っていただける、便利で楽しい場所でありたいですね」と北島さん。
「お客さまは“人につく”ことを日々実感しています。顔なじみのスタッフに『あー、いたのね!』とうれしそうに話しかけてくださる方もいらして、品物を選ぶにもよく相談されています」
壁に貼られたスタッフが作る季節や折々の行事にちなんだ折り紙にも、心が和みます。
スタッフは、通勤は徒歩か自転車という近隣の方々。だからこその親近感のある気配りができるのでしょう。地域の人々に寄り添うお店でありたいという、あたたかい気持ちが伝わってきます。
エントランスを入ってすぐ、階段の上り口に掲示されている古地図「谷保村全図」(昭和5年)。街の航空写真(1977年)、昔の谷保駅、矢川駅の写真もあって、谷保村の歴史に思いを馳せることができます。必見です。
- 店舗所在地
- 国立市富士見台2-14-5
- 営業時間
- 10~19時
- 休業日
- 三が日、棚卸日
- TEL
- 042-572-1233