くにたちはたけんぼ
甲州街道をさらに南に、崖線のグリーンベルト下の谷保一帯は、湧水と用水があり水源に恵まれた田園地帯。絶滅危惧種のトウキョウダルマガエルやザリガニ、多種多様な動植物が生息している東京では稀少な自然豊かな地域でもあります。
その一角にある、ひときわ子ども達の楽しそうな声が聞こえる農園が「くにたちはたけんぼ」です。
農園の入口では、羊の“アマエル”と二頭のリトルホース“ジャックとダンディ”がお出迎え。初めて来る人は、目の前に広がる風景に「東京にもこんな場所があったなんて!」と、驚く人も多いとか。
この農園を運営する「NPO法人くにたち農園の会」は、「田んぼや畑を新しいアイディアで活用しよう」という考えのもと、有志で立ち上げた市民団体。2013年に、市と地主さん、有志の市民と農家さんとで協定を結び、閉園した梨園の跡地に「くにたちはたけんぼ」を開園しました。以降、「農のあるまちづくり」と「畑を居場所に」をテーマに、農園の管理運営、施設整備や田畑とつながる子育て支援事業を開始。貸し農園や田んぼの体験のほかに、未就園児とその親を対象とした「森のようちえん 谷保のそらっこ」や、放課後の子ども達の居場所「放課後クラブ ニコニコ」、リトルホースとふれあう会「くにたち馬飼舎」、通年を通じて、四季折々で農体験が楽しめるさまざまなイベントやオープンデイを実施しています。
■森のようちえん 谷保のそらっこ
■放課後クラブニコニコ
■くにたち馬飼舎
■田んぼ会員の稲刈り
谷保地域の恵まれた農的空間を五感で楽しむ農園「くにたちはたけんぼ」。百聞は一見にしかず、ぜひ一度、足をお運びください。新しいのに懐かしいくにたちが、ここにあります。
季節のイベントなどの情報は随時ホームページやFacebookで発信しています。気になる方は、チェックしてみてくださいね。
Facebook:https://www.facebook.com/kunitachihatakenbo/
- 店舗所在地
- 国立市 谷保661
- 営業時間
- 随時(HPまたはFacebookで確認のこと)
- 休業日
- 不定休
- TEL
- kunitachinouen@gmail.com
- ウェブサイト
- http://hatakenbo.org/