麦酒堂 鎹-KASUGAI-

「麦酒堂 鎹-KASUGAI-」(かすがい)は、国立の地で100年以上続く酒屋「せきや」さんが手がける和モダンレストラン。同じく手がけるブルワリー「KUNITACHI BREWERY-くにぶる-」で生まれた、国立産まれのクラフトビールも楽しめます。

お料理には地場の新鮮な野菜や、発酵大国秋田県の寒麹(かんこうじ)を使った品々、産地直送の伊達マグロなど、こだわりの食材が使われています。

アルコールは、くにぶる謹製の樽生ビールはもちろん、老舗酒屋厳選のワインや日本酒も。季節の新作ビールや限定ビールもすぐに体験できるのがうれしいところ。

立派な火の見やぐらが目印の「かすがい」。白壁と木目が美しい建物は和モダンで高級感がありながら、とてもカジュアルな雰囲気。小江戸と呼ばれる川越のまち並みを彷彿とさせます。お庭には京都から運ばれた桜も。

「お酒をかすがいに、まちを醸す」
先代の関喜一さんの夢が結実したのが「かすがい」「くにぶる」です。

谷保で鋳物士だった関家が酒屋を開いたのは1910(明治43)年のことでした。1926(大正15)年に、国立駅の開通とともに駅前に移転。以来、国立のまちを想い、営みや景観を支え続けてきました。

店長の秋元将志さんは言います。

「『かすがい』『くにぶる』は、先代が10年前から構想をされていました。元々酒屋ではありましたが『自分でつくったお酒を出したい』『お客様がテーブルを囲んで、笑顔になってもらいたい』と先代はよく言っていました」

目指すのは「文化を伝える“売り手”から、文化を醸す“作り手”」になることです。

「国立市の友好交流都市である秋田県北秋田市のブランド豚『桃豚』を仕入れています。ほかに、店舗スタッフに秋田出身者がいますので、その伝手で仕入れられる『いぶりがっこ』。また料理の開発には、地元国立で長年イタリアンレストラン『カーサ・ディ・カミーノ』を営まれているオーナーシェフ、川上春樹さんにご協力を頂いています」

ワインや日本酒は、せきや酒類販売株式会社の敏腕バイヤー、ソムリエが、時節に合わせておすすめの品を揃えてくれます。

地場の新鮮な野菜はもちろんのこと。
「かすがい」(つながり)のある食材を厳選したお料理にはストーリーが生まれます。

「いずれはチーズフォンデュなどもメニューにと考えています。お客様がテーブルを囲んで、笑顔になっていただきたいです」。

ランチメニューのおすすめは「寒こうじで漬けた唐揚げ定食」1,000円(税込、飲み物は別)。言わずもがなの秋田県の寒麹を使っています。ほかのランチメニューはこちらのメニュー表をどうぞ

ディナーメニューはこちら。和モダンのお料理をアラカルトで。

アルコールの目玉はやはり併設の「くにぶる」で生まれたクラフトビール。おすすめの3品はこちらです。

①1926(イチキューニーロク)

ドイツのケルン市で脈々と受け継がれてい る伝統的なビアスタイルKölsch Style(ケル シュ スタイル)のビール。大正15(1926) 年に建てられた国立駅舎をイメージしています。

②るつぼヘイジー

ホップ由来のフレイバーが果実のようにジューシーなビール。昔の人の暮らしの道具を作っていた鋳物士の「るつぼ」をイメージ。

③世界は点滅するモザイク模様のように

アメリカワシントン州のヤキマ渓谷で生まれたホップ「Mosaic−モザイク−」が主役。一人ひとりの中にある、まるでモザイク模様のような“多様性”を表現しています。

※お酒の提供に関しては1グループ4名様以内のご利用とさせて頂きますのでご了承下さい。

これらのクラフトビールは、かすがいでは飲食のみで小売りはありません。おみやげなどに購入の場合は国立駅南口のせきやと、せきや1階に併設の「せきやタップスタンド」で販売しています。

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基本情報

店舗所在地
国立市東3-17-27
営業時間
平日11:00~15:00(L.O14:30) 17:00~21:00(L.O20:00)

土日11:00~21:00(L.O20:00)
休業日
水曜定休
TEL
042-843-0990
店舗席数
【1階】カウンター5席、間仕切り個室12席、テーブル席(4名掛け2席、2名掛け3席、6名掛け2席)、テラス席4名掛け2席/【2階】6名掛け1席、8名掛け3席、16名掛け1席
禁煙・喫煙
 
ウェブサイト
https://b-kasugai.com/