ペットシエスタ国立

国立の地で1976年から営業を続ける「ペットシエスタ国立」。
犬や猫との暮らしを多方面からサポートしてくれるお店として愛される同店は、長年営業してきた桜通りから大学通りへと場所を移し、2022年5月にリニューアルオープンしました。

「その昔は犬や猫だけでなく、小鳥や観賞魚なども扱っていた歴史があります。以前の店舗では生体の販売やお預かりも行っていましたが、現在はワンちゃんたちのおやつを始めとする暮らしの用品販売とトリミングサロンがメインになりました」と広報担当の田渕美千枝さん。

店内に入ると目を引くのは、カラフルな果物・野菜などのおやつ。
人間用として売っていてもおかしくないほど綺麗にパッケージされた苺やカボチャなどは、風味と栄養をそのまま残したフリーズドライ製法。
北海道産を始めとする国産素材＆無添加なので、安心して食べてもらえます。

たんぱく質群も充実の品ぞろえ。サクッとした歯ごたえが楽しいフリーズドライの鶏むね肉やレバーのほか、お肉・お魚のジャーキーも。
ふだんのごはんにプラスすれば、栄養アップだけでなく食の楽しみも与えてあげられそうです。

ここで紹介しきれないほどラインナップが豊富な安心素材のおやつは日々、良いものが入荷しているそうです。

もし気温差などで食欲が落ちてしまったときには、手作りごはんで元気を出してもらうのもいいですね。

発行するたび好評だというレシピカードは、スタッフさんが考案したもの。
栄養素のワンポイントメモも参考になります。

フードだけでなく、グッズ展開も豊富。
フランスの犬具ブランド「Martin Sellier（マーティンセラー）」のリードやハーネスがここまで揃うのは、ペットシエスタ国立ならでは。
親会社が日本総代理店として直輸入しているため、価格を抑えて提供できるとのこと。
鮮やかなカラーリングで、お散歩が楽しくなりそうです。

「FriendAgain」のドッグウェアは、別注であつらえたデザインを用意。

現役のトリマーでもある吉澤史華さんは、移転をきっかけにショップマネージャーへ抜擢されました。
時には外部でのイベント出展もこなすなど、精力的に活動されています。

開放感のある窓の光が心地よいサロンルーム。
窓からは大学通りの景観が見え、気持ちよく施術を受けてもらえそう。

シャンプーやリンスはフランス直輸入ブランドの「Héry」を使用。被毛や皮膚に優しいナノバブルシャワーと共に、身体をやさしく洗い上げます。
ホームケア用には、手軽なリンスインタイプが人気なのだとか。こちらももちろん購入が可能です。

スリッカーの種類も豊富。ブラッシングが苦手な子向けの’痛くないスリッカー’はヘッド部分が柔らかくしなり、無理なく毛並みを整えてくれる頼もしい味方。

面ファスナーで着脱できるカラフルな知育トイも揃います。
家の形になっているものもあり、そのまま飾っておくだけでかわいい。

犬用だけでなく、キャットタワーなどの猫用おもちゃも。
シンプルなラタンボール、リバティ生地のマウスなどもあり、その子の好みに合わせて選べます。

3,000円以上の購入で近隣エリアへの配達（クール便可）もしてもらえるので、猫砂やペットシーツなど重たいものを買っても安心。

時代に合わせて変化しながらも、昔からの常連さんが通い続ける「ペットシエスタ国立」。

お散歩の立ち寄りスポットにもなっていて、中には飼い主さんより先にお店へ入ろうとする子もいるのだそうです。
「今日は買うものないから！」と慌てて止めようとする…という飼い主さんのエピソードがほほえましく、愛される様子が垣間見えました。

「おかげさまで、リピーターの方も新規の方も来てくださいます。土地柄なのか、大型犬と暮らされている方もとても多いです。情報交換の場になっているのを感じますし、ネットに溢れる情報に迷ったときなど、気軽に相談へ来ていただけたら」と吉澤さん。

犬や猫と暮らすなら、できるだけ長く、元気で快適に過ごしてほしい。
ここへ来れば、そのヒントが見つかる＿＿そんな気持ちになるお店です。