アールズデザイン
国立旧駅舎が描かれている一筆箋をご存知でしょうか?
国立の街並みや風景に親しみをもってもらいたいという想いが込められた、「くにたちStyle」(国立ブランド)にも認定された短冊形の便箋です。旧駅舎や市内の書店、文具店でも販売されています。
この商品を手がけているのが、1974年創業のアールズデザイン。先代が有限会社後藤商会として谷保で開業してから、国立で長く親しまれている印刷会社です。
現在は旭通りに移転し、2代目の後藤理奈社長のもと、国立グッズの制作やチラシ・パンフレット、自費出版など幅広い商品のデザインに携わっています。
国立旧駅舎のトートバッグも一押しのオリジナルグッズ。一筆箋とはまた違った風合いの、かわいらしいイラストが描かれており、男性にも人気があるそうです。
さまざまな季節の旧駅舎が描かれたポストカードも人気商品。インテリアのアクセントにも取り入れやすいので、お部屋のちょっとした模様替えや気分転換にもおすすめです。
国立のシンボルでもある旧駅舎をモチーフにしたグッズは、国立市民でなくても思わず手に取りたくなってしまいます。
国立愛を感じるあたたかみのある絵は、すべて国立在住の作家さんが手がけています。
後藤さんが小学校5年生の頃に、先代社長であるお母様が開業したのがはじまりというアールズデザイン。
当時、和文タイプライターを使っていたお母様が、印刷機や組版機を取り入れて印刷屋をはじめました。
今のようにプリンターが普及していない時代、印刷ができるのは印刷屋だけ。印刷業は大変重宝されたそうです。
その後、教科書など学校関連の印刷物や、会社や店舗の販促物などの依頼も増えていきます。地域に根付いた仕事をしていく中で、今のようなグッズ販売も手がけるようになりました。
「アイディアマンのスタッフが新しい商品をいろいろ発案しています。トートバッグやピンバッジのオリジナル商品が生まれたのもスタッフのアイデアからなんです」
と後藤さん。
株式会社AKプラスが作る大豆ケーキ「Queen’s soy」のパッケージも、アールズデザインが手がけています。
この商品も「くにたちStyle」(国立ブランド)として認定されているんです。
「国立の商品を届けるデザインを通じて、国立の良いところを知ってもらうきっかけが作れるのはとてもうれしいです」
アールズデザインでは自費出版やオリジナルグッズなど、個人の持ち込み企画も気軽に相談できます。
結婚式やイベントのプログラムなどの大切な日を彩る制作物から、画集や写真集など記念に残しておきたいものまで--
人の歴史に寄り添いながら、特別な想いを一緒に形にしてくれます。
- 店舗所在地
- 国立市東1丁目15−33 ヒロセビル 4F
- 営業時間
- 9時00分~18時00分
- 休業日
- 土曜日、日曜日
- TEL
- 042-576-9572
- ウェブサイト
- http://goto.world.coocan.jp/