谷保天満宮

JR南武線 谷保駅から歩いてすぐ、甲州街道沿いにある谷保天満宮(やぼてんまんぐう)。

毎年、初詣といえばここにお参りに来ています。お正月になると境内には多くの出店が。とても賑やかです。

谷保天満宮といえば学問の神様 菅原道真公を祀った神社。多くの受験生が参拝します。

お正月だけでなく、1月から3月ごろは梅の花が鮮やかに咲き乱れ、圧巻です。国立市といえば桜の花がきれいですが、実は個人的には谷保天満宮の梅の花が大好きです。

谷保天満宮は亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれていますが、特に東日本で最古の天満宮なんです。

約6,000坪の境内は緑ゆたかな自然林と豊富な湧き水に恵まれた鎮守の森。この社叢は東京都の天然記念物にも指定されている、素敵な空間です。

また明治41(1908)年には有栖川宮威仁親王のご先導により、わが国初の自動車遠乗会が谷保天満宮を目的地として催されました。この時、有栖川宮威仁親王が東京自動車製作所につくらせた日本初のガソリン自動車「タクリー号」も同道しています。谷保天満宮が交通安全発祥の地たる所以です。

「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」。菅原道真公が詠ったように、谷保天満宮を訪れ季節を詠ってみるのもまた風流ではないでしょうか。

国立駅からの道のり

基本情報

店舗所在地
〒186-0011 東京都国立市谷保5209
TEL
042-576-5123
ウェブサイト
http://www.yabotenmangu.or.jp/